瞳の下の部分は下眼瞼にかけてあり、上の方は1-2mm程度隠れているのが適当です。黒い瞳が左右の白目の中央に位置しているのが調和のとれた理想的な形態です。
例) 蒙古ひだで隠れた目頭をマジック目頭切開で露出させ、仮性 内斜視を矯正した例
蒙古ひだにより瞳の目頭側の部分の多くが隠れていると、瞳が内側に寄っているように見えて、斜視のような印象を与えます。マジック目頭切開で蒙古ひだで隠れている目頭を露出して矯正します。
眼球突出形の目で主に表れる形態で、驚いたような印象の強い感じの目もとです。
目を開けたとき上まぶたのアイラインの高さは正常な位置にありますが、その上に下がったまぶたの皮膚により瞳がだいぶ隠れて見える場合です。正確な評価で眼瞼下垂と区別しなければなりません。
例) 眼瞼下垂と誤認されることもありますが、目もとの矯正 (眼瞼下垂矯正)を施術せず伸びたまぶたの切開と二重まぶた手術で矯正した仮性眼瞼下垂
まぶたの位置は瞳の茶色の部分の上の境界線下方の1-2mmにかけてなければなりませんが、眼瞼下垂症があるとまぶたが下がって瞳孔を隠してしまいます。アイラインの位置自体が下がり、特有の眠たそうな目になってしまいます。
瞳の下の白目が露出すると暗い印象になります。このような場合、目尻切開をするとさらにひどくなりますので、目尻切開はしないことです。
黒目の下の部分が隠れており、目がふさがっているような印象を与えています。下眼瞼整形術で矯正し、目尻切開も効果があります。
例) 小さくふさがったような目もとにマジック目頭切開と目尻切開を同時に行い効果が見られた例
例) マジック目頭切開、目尻切開と目元の矯正を含めた二重まぶた再手術例
下に引っ張られている形態の蒙古ひだの目に、瞳の上のほうがまぶたの皮膚に傾いた状態で隠れており、こわい印象を感じさせます。マジック目頭切開で蒙古ひだの緊張力を弱める方法で矯正します。
一般的に両目の間の幅が目の幅と同じであるのが美容的な観点では調和が取れていると言えますが、韓国人女性の場合は蒙古ひだによって、目と目の間が広くなっていることが多いです。目を開けたときの高さが1.2cm、内側から外側までが3.5cm、目と目の間は3.5cm、目頭より目じりが10°ほど上向きになっている形、目頭が蒙古ひだが被さっておらず、すっきりと見えるのが美しく理想的な東洋人の目もとです。
東洋人は西洋人に比べ、目尻が上がっています。目の傾斜は内眼角と外眼角によって作られますが、この線が顔の水平線と作る角度が西洋人は5~8度で、蒙古人種は10度ほどになり15度以上になると、こわい感じを与える目もとになります。目尻が上がり具合がひどい場合は、鋭い印象になり社会生活でも否定的な影響を与えることもあります。
例) マジック目頭切開、目尻切開と二重の手術例
例 マジック目頭切開と目尻切開 手術例
例) マジック目頭切開、埋没法二重と目尻切開の手術例
例)マジック目頭切開、二重まぶた手術(目もと矯正を含む)と目尻切開手術例
例) 傾斜角が高い目に、マジック目頭切開と二重まぶた手術のみをした例
東洋人の目は西洋人に比べ相対的に、蒙古ひだと蒙古傾斜角によってこわい目もとに見えます。年をとるにつれ、上まぶたがたるんで目尻が下がったような感じを与え、よりやさしく暖かい目もとになってきます。中年女性はまぶたと眉毛がたるみ、まぶたが厚く見える短所もありますが、暖かく穏やかな感じを与える長所もあります。
例) たるんだまぶたの二重手術例
東洋人は相対的に眼輪筋が発達しており眼窩脂肪が多く、まぶたが下の方に下がっている構造をしています。これによって腫れているような感じがしたり、眠たそうな目になったりします。二重まぶた手術時、眼窩脂肪の量と位置を調整することによって自然な二重まぶたを形成することができます。
例) 眼窩脂肪の多い目を横から見た例
例) 余剰皮膚と同時に眼窩脂肪を除去し、すっきりしない印象を改善した例
このようなケースでは疲れて老けて見られがちです。実際に、夕方になると目の疲れを感じやすくなり弱い眼瞼下垂が見られることもあります。体調がよくなかったり、疲れていたりする場合、さらに目がくぼんで見えます。まぶたがひどくくぼんでいて、やわらかくしたい場合は、脂肪を移植する方法や目の中の脂肪を使った方法で手術をします。
例) くぼんだまぶたに脂肪を移植した例
皮膚のタイプによってそれぞれの異なる目もとのイメージを作り、二重まぶた手術時にも重要な要素になります。
例) 薄いまぶたの皮膚
例) 厚いまぶた
例) 切開法二重手術で眼瞼内反を矯正した例
突出したり陥没したりした眼球の目もとは特有のイメージが形成され、二重まぶた手術時にも十分に考慮しなければならない重要な要素になります。
例) 眼球突出の目のマジック目頭切開、埋没法二重と脂肪移植手術の例
例) 眼球陥没の目の脂肪移植例
例) 眼球陥没の目のマジック目頭切開、脂肪移植手術例
例) 眉毛と目の距離が狭い場合
眉毛と目の間が狭い場合、なにか重たいような印象を与えます。たるんだ目もとに二重まぶた手術をした後、眉毛を上げる癖が緩和され、眉毛と目の間隔が元の位置に戻るようになり、狭くみえることになります。二重手術時に、このような点を考慮して施術しなければなりません。
例) 眉毛と目の距離が離れていれば、すっきりした目もとになります。
瞳のある眼窩骨の位置が離れている場合、 手術での眼窩骨の矯正は不可能ですが、目頭切開、二重まぶたと隆鼻術でイメージの矯正に役に立ちます。
瞳の位置は正常な範囲内にありますが、蒙古ひだによって目頭の間の距離が実際よりも離れてみえる場合、 マジック目頭切開で矯正できます。
二つの要素が複合的に作用し、眉間がさらに離れて見えます。隆鼻術とマジック目頭切開が有効です。.
例) マジック目頭切開+埋没法 二重まぶた + 隆鼻術
例) マジック目頭切開+二重まぶた再手術
眉間が狭い条件での目頭切開は目が寄って見えることがあり得ると判断される場合、二重まぶたのみ手術することになります。